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無残な宣告

お母ちゃんの腹水が医師から処方された薬を飲み続けていてもなかなか改善されないので相談すると大きな病院で診てもらうよう勧められ、阪南市民病院への紹介状を書いてもらって長男が付き添って8月10日に診察を受けた結果、肝不全とのことで手続きは後にして即入院することになった。仕事から帰って見に行くと点滴を打ちながらベッドで横になっていた。検査の結果肝不全と診断されたらしい。

何にも悪いことをしていないのに何でこんな苦しみを味あわせられるのだろうか? 入院手続きの書類を書いて保証人はお母ちゃんの実弟と長男になってもらうことにして、完全看護なので、何事かあった時の連絡方法を言って帰ったが、なかなか寝付かれなかった。

14日系列の病院から医師が来て再度診察を受けた結果、肝臓の中が癌でいっぱいになっており腹水も処理できず、手の施しようがなく余命1ケ月と宣告された。
目の前が真っ暗になった。病室に戻っても涙が止まらなかった、結婚してからこの10月27日で53年になる。その間、誰にも迷惑をかけず、それどころかお母ちゃんの実姉に財産を全部とられる被害にあった。
それでもお母ちゃんは私や子供たちのために一生懸命に働いて家族を支えてくれた。私の母が直腸癌で寝たきりになった時も愚痴も言わず、介護し3人の子供を大きくしながら、自分も働いて頑張ってくれたのに・・・。
この世に神も仏もいないのだろうかと思い悲しい思いでいっぱいになる。今となっては、病魔に侵されつつも、一緒に仕事に行って私の仕事の片づけをしてくれたりと、精一杯頑張ってくれた。
これを書いている時も涙がとめどなく溢れてくる。

お母ちゃんを救えるものなら、私の手、足を一本なくなってもよい
お母ちゃんを助けてほしいと本気で思う。
子供のころ行きつけの医師から「この子は10歳くらいまでしか生きられない」と言われたらしい。また、実母も32歳で天国へ行ってしまい、母の愛よりもおばあちゃんの愛情で大きくなって結婚して今まで来た。そういう意味では医師に言われた年齢の7倍以上、実母より2.5倍長生きしてきたので天国へ行っても、おばあちゃん や
お母さんには天国に来るのは早すぎるといって叱られることはないと思うが、残される家族が悲しい思いをする。

奇跡がおこってほしい。何もしゃべらなくてもいい、寝たきりであってもいい。外から「ただいま」と言って帰った時、にっこり笑ってくれるお母ちゃんがそこにいてほしい。
仕事仲間も会う人ごとに、おかあちゃんのことを聞いてくれる。 中には一緒に涙してくれる人もいる。きっと、自分に置き換えて考えてくれているのだろう。
運命の日が一日でも伸びてくれることを祈らずにはいられない日が続く。お母ちゃん頑張れよ・・・。