きしわだの話題


岸和田煉瓦の塀の復元作業に中学生が参加

岸和田市ホームページ平成20年11月12日掲載を引用させていただきました。

レンガを積む中学生(男子)      レンガを積む中学生(女子)
11月11日(火曜日)午後3時半から、土生中学校の生徒が、
入浴施設のスパ・リゾート・リバティ(並松町)で、市民団体
が行っている岸和田煉瓦株式会社のレンガ塀の復元活動
に参加しました。
 この復元活動で用いられるレンガは、日本有数の煉瓦会
社であった岸和田煉瓦株式会社が製造したもの。もともと
は復元地近くの並松町内にあり、古くは同社の煉瓦塀とし
て使われていましたが、道路の拡幅工事のため、塀そのも
のが昨年7月に撤去されました。この撤去の際に有志が集
まり、レンガを運び出し保管していました。
 今回、同社の跡地でもあるリバティの駐車場西端に歴史
の証人としてこのレンガで塀を復元することとなりました。
土生中学校の生徒はレンガの保管中にはつり作業(レンガ
に付いたセメントなどを削り取る作業)を手伝った縁で復元
作業にも参加しました。


作業を手伝った平井茉帆(まほ)さん(中3)は古いレンガについて「新しいより古い方が昔が残って
いて良い」と感想を述べ、同じく藤原詩乃さん(中3)は積み上がったレンガ塀を前に「古いからいい
雰囲気になった。気に入りました」と満足げに話しました。
復元されるレンガ塀は高さ1.2メートル、長さ3メートル。岸和田煉瓦の塀が往時の姿をほんの少し
取り戻すこととなります。

岸和田でのレンガ製造…明治時代に岸和田藩の藩士、山岡尹方(ただかた)により始められた。
岸和田煉瓦のレンガは岸和田の質の良い土を石炭の強い火力で焼き上げるため、高品質で耐
久性のあるものとされ、旧山口県庁舎(国重要文化財)や同志社女子大学ジェームス館の校舎
など日本各地で使われている。山岡尹方がキリスト教徒だったことから、レンガには十字架をあし
らったクロス「×」が刻印されていることが知られている。現在、岸和田煉瓦製のレンガを目にで
きる場所は非常に少なくなっている。